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​学科紹介
OVERVIEW

昆虫標本
動物学科とは

動物学科とは、

「人間社会と動物たちの新しい関係構築」を求め、生物学・動物学の基礎から応用までを習得する学科です。​

​博物学・基礎生物学の伝統に根ざして人間社会と自然の調和を図り、基礎や応用を築く動物学的な研究・教育を行います。現在、たくさんの家庭でペットが飼われている一方で、野生動物の被害により廃業する農家が出たり、固有の動物が絶滅したり、鳥インフルエンザなどの動物が媒体する病気が増えてきています。こうした日本の状況を踏まえ、動物学科では、「人間社会と動物との新しい関係」を構築するため、解剖学、生理学、生態学などの基礎を幅広く学習し、動物資源学、動物保全学といった応用分野や各種の実習を通じて、実践力のある人材の育成を目指します。

動物好きが集まるアットホームな学科です。

定員45名の少人数制で、動物が好きという共通の趣味を持ったもの同士、交流を深めることができます。さらに、動物の飼育やサークルなどで、学年の枠を超えて一緒に活動することで、協調性を養い、一人ひとりが人間的に成長できる4年間になります。また、学生と教員との距離も近く、きめ細かい指導を行える体制を整えています。居心地の良い雰囲気の中、学生と教員、学生同士が互いに意見を交わすことで、動物に対する好奇心や探究心を深めることができます。

3つのポイント

​動物学科の特色のある教育プログラム

Point 1. 自由度の高いカリキュラム

動物を学ぶといっても、さまざまな分野や学び方があります。動物学科では、学生個々人の興味や個性を大切にするため、必修科目を極力減らし、4年次には思い切り自分の好きな調査・研究に没頭できるようなカリキュラム構成になっています。科目も、動物生理学、動物解剖学、動物遺伝学といった動物学の基本分野から、動物資源学、動物保全学など応用動物学の分野まで、動物学全体を幅広くカバーしています。

Point 2. キャンパスそのものが巨大な研究フィールド

動物学科のある岡山理科大学の岡山キャンパスは、岡山平野の北端に連なる丘陵部にあります。キャンパス周辺にはいろいろな野生の動物が生息しています。多くの学生さんがキャンパス内の動物をテーマに選んで卒業研究を行っています。

アナグマ
メジロ
カナヘビ
ヒキガエル
ウラゴマダラシジミ
アズキガイ
Point 3. 飼育動物や標本資料など多彩な研究資源

動物学科では、ヌートリアやニホンジカといった中・大型動物から、小型哺乳類まで多彩な動物種や系統が飼育保存されてます。中には国内外唯一の系統もあります。また、駿河湾の深海生物岡山県産淡水魚標本コレクションなど貴重で珍しい標本を多数所蔵しています。多彩な飼育動物や標本資料を活用した教育・研究を行うことができます。

​動物飼育

学生有志を中心に、ヌートリアやニホンジカの飼育、世界中から集められたジャコウネズミやハタネズミなどの繁殖コロニーの系統維持をおこなっています(動物系統分類学・自然史研究室動物資源学研究室)。上級生と下級生が協力しながら、日々、作業をおこなっています。生きた動物を通じて、それぞれの動物の特徴や特色を理解するとともに、動物の飼育方法や系統を保存する技術や知識を学んでいます。

シカ

ニホンジカ飼育場

飼育室

小動物飼育室

動物学科紹介動画
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