博物館
MUSEUM
動物学科博物館
動物学科の多彩な標本資料や飼育動物、キャンパス周辺に生息している動物の一部を紹介します。
岡山キャンパス周辺に生息している動物映像
岡山理科大学・動物学科(動物資源学研究室)で系統保存しているハタネズミ
岡山理科大学・動物学科が所蔵する剥製
岡山県産淡水魚標本
駿河湾深海生物標本
アマゾン生物標本
キャンパス周辺の動物たち
アオバズク
アオバズク
ホンドテン
巣穴に落ち葉を集めるアナグマ
ノウサギのグルーミング
ハタネズミコレクション
ハタネズミ(Microtus属)
ハタネズミの胃
食道嚢と腺胃、幽門胃の3部位からなります。
微生物による発酵が行われています。
キクチハタネズミ
染色体核型(2n=30)
ハタネズミ染色体
ハタネズミの染色体数は2n=18本から2n=62本までと種によって幅広い変異が知られています。
動物学科で維持しているハタネズミ
ロシアハタネズミ
ユーラシアハタネズミ
ユーラシアハタネズミ(赤眼)
ギュンターハタネズミ
ロシアハタネズミとユーラシアハタネズミは近縁種だけど、性質はかなり異なります。
ニホンハタネズミ
ニホンハタネズミ(クリーム色)
ニホンハタネズミは日本に生息する唯一のハタネズミです。日本の固有種です。
プレーリーハタネズミ
一夫一妻制の配偶形態をとります。つがいの絆が強く、オスも仔育てに参加します。
剥製
動物学科が所蔵する剥製の一部です。教員が収集したものや、ロードキルにあった動物を使って作製したものです。
片山 久 淡水魚コレクション
片山 久さんは、岡山県岡山市在住の研究家で、幼少期より淡水魚に興味を持ち、1930年代から淡水魚類の標本収集をされてきました。その中には全長が20センチを超えると目されるアユモドキや、岡山県を流れる旭川で採集されたスナヤツメなど、現在では入手不可能と考えられる、希少な標本が多数含まれています。それらの標本類は、岡山理科大学動物学科にて管理・保管されており、以下の絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)の対象種の4種も含まれています。
ミヤコタナゴ(Tanakia tanago)
イタセンパラ(Acheilognathus longipinnis)
スイゲンゼニタナゴ(Rhodeus atremius suigensis)
アユモドキ(Parabotia curtus)
これらの標本は、いずれも環境省登録標本として動物学科標本室で大切に保管されています。
深海生物コレクション
未整理深海生物標本類Ⅰ
焼津漁港所属の長兼丸(長谷川久志 船長)が捕獲したラブカやギンザメ類を中心とした多数の深海魚標本を所蔵しています。その他、静岡県戸田にあった駿河湾深海生物館の閉館にともない廃棄される資料の一部を譲り受けました(同館はその後リニューアルオープンしています)。
アマゾンコレクション
スタッフのひとり、小林が1986年〜調査に出かけたブラジルで、当時のカウンターパートであったリオデジャネイロ国立博物館のDr. Leda Daw艦長との協定により譲り受けた標本が主体となっています。